議会報告会で感じたこと

[ 2019年7月4日(木) ]

昨夜、東城町久代自治振興センターで行った議会報告会で感じことを少し書かせてもらいます。前々から何とかしなければと思っていることは、議会報告会でありながら結局は執行者になり代わっての報告に終始しているということです。

昨夜も昨年の7月豪雨災害についての質問がありましたが、議会として災害に対応したことはありません。担当課に行って、「どうなっている」という程度で、担当課と一緒になって復旧復興について合同会議を開くなんて有り得ません。議員は専門家でもありませんから、執行者の出した資料を読みながら説明するのが関の山となります。

良く考えてみて下さい。庄原市議会の場合、20名の議員で500名からの職員を相手に戦いを挑んでいます。議員と職員が一緒に企画して実行するということができない仕組みですから、一般質問等でいちゃもんをつけてみる訳です。どうあがいてみても、首長の権限が最も強いので、媚びる議員が出ても仕方ないのかも知れませんね。(嘆き節)

一般市民の皆さんは難しいことを言われません。道に垂れて通行を邪魔している木を整理して下さいとか、隣町の施設に避難できる様にして下さいとか、県内の建設業ならどこでも復旧工事ができる様にして下さい等々、普通に考えられることを質問されましたが、私たちは答えることができませんでした。数字は調べれば答えることはできますが・・・・・