地域交通の未来

[ 2019年1月31日(木) ]

今日は生活交通について考えていました。自分は自家用車を運転ができるからバスに乗ることもないのですが、家族に運転免許(車)を持っている人がいないとか、免許を返納した人たちの移動手段をどうやって確保するか、難問です。

ある経済雑誌を読んでいたら、愛知県にある「あおい交通」さんの記事が載っていました。内容は、愛知県の尾張小牧地方の交通空白地帯を埋める努力をすることで、潜在ニーズを着実に吸い上げてきたことで会社も成長を続けているというものでした。「あおい交通」⇦クリックしていただければ、「何とか庄原でもできるかな」って思われるのではないでしょうか。

今の庄原の生活交通網は、公共交通を地元の備北交通が担い、旧町内については旧町にある運送会社が生活交通を担っているという感じです。予約制のデマンドもあったり、タクシーを利用したりと、言えば、きめ細やかな対応をしているみたいに見えますが、1部を除き、利用度は低く、満足度も低い、金食い虫状態であることは間違いありません。

インバウンドで来られた外国の観光客が利用できる2次交通の整備も必要ですので、庄原市がぐるりと回れる仕組みの開発、僻地に住む住民の買い物やお医者さんに通うエリア交通の開発は急務となっています。庄原市は広大な面積ですからという答弁に何となく納得していた面もありますが、頑張っているバス会社もあることが分かりました。