明日から行政視察

[ 2018年11月13日(火) ]

所属する企画建設常任委員会の行政視察が明日から2泊3日の予定で実施されます。初日の明日は、神奈川県にある明治大学黒川農場に伺い、養液土耕栽培に関する視察研修を行います。

養液土耕栽培とは、土壌に作物を栽培し、水と肥料を溶かした培養液を、必要なとき・必要な量だけ、点滴の様にゆっくりと与える栽培方法をいいます。これは、環境保全型農業として黒川農場で研究されているのです。何故、環境保全型かというと、現在の農業は窒素多肥であり、その約半分が地下に流れ出し河川や地下水の汚染につながっているのだそうです。

2日目は宇都宮市に場所を移して、IT農業を実践されているトマト農園「絹島グラベル長嶋圃場」の視察研修と、超巨大な「道の駅 うつのみやろまんちっく村」の視察研修です。ICT農業は問題点が多く指摘されていますが、確実に広がっている農法となってきています。誰でもできる農業を目指すなら、ICT農業に活路を見出すのも一つの手だと思います。

3日目は宇都宮市役所を訪れ、「ろまんちっく村」の運営や農業振興施策について講義を受けることになっています。かなりテンコ盛りの視察となっていますが、現場に行かなければ分からないことばかりですので、大いに吸収して帰りたいと思います。しかし、2泊3日の大移動は体力的にも厳しいですね。