独演会

[ 2018年9月16日(日) ]

昨日は、ある会合に呼ばれていきました。「林さんが普段している活動についてお話下さい」というリクエストを頂きましたので、「はやし高正 独演会」を開演した次第ですが、皆さんは庄原市の情報に飢えておられることを実感しました。

およそ90分近く話したのですが、庄原市の今の状況というか、「庄原市は大丈夫ですか」という意見がかなりありました。これほど人口が減っているけど大丈夫かというご意見です。マスコミや市の公報などで、「少子高齢化社会」と言い続けているのですから、案外、働いていない高齢者は肩身が狭い思いをしておられるのではないかと思います。

人生100年時代と言い続けていますが、本当の意味の老後はあるのでしょうか。65歳までの定年延長が当たり前になってきましたが、次は70歳までに延長だと思います。これっておかしいと思いませんか?少子化対策の失敗を認めることなく、「あなたのスキルを活かして下さい」と誤魔化しているだけじゃないですか。私にはどう考えても理解できない。

厚労省が介護保険制度を導入する時、フランスの少子化対策を手本に少子化対策を模索していた時期がありますが、どの様な力が働いたのか知りませんが、悪法の介護保険法に突き進んだのです。フランスは少子化対策の充実で高齢化社会の問題解決を図る道を選んだのです。日本とは全く逆の選択ですが、問題は財政ですが楽観視しているみたいです。

世界はどこへ向かっているのかサッパリ分からない時代に突入しています。暗黒の世界が出現するのではないかと本気で心配しています。