刺激を与える教育長

[ 2018年8月28日(火) ]

昨日の北部三市議員研修会で広島県の平川教育長に講演して頂いたのですが、横浜市で民間出身校長として公立中学校に8年間務められた経験はは生半可ではなく、現場経験豊富な教育長と感じました。今日も日帰りで文科省に行かれるそうです。

平川教育長は、校長は学校経営のトップであるから、自分の判断で教育のやり方というか、仕組みなどを最適化することが役目だと考えておられるみたいです。最適化とは、金太郎飴的な教育ではなく、適地適作ではありませんが、オーダーメイドの教育と言えるのではないでしょうか。恐らく横浜市の教育長から、「お好きにどうぞ!」と言われたのだと思います。

詳しいことは割愛させていただきますが、確実に成果を上げられたことで彼女の評価が高くなってきたことは事実です。学校に来れない児童や、来ても教室に入れない児童に対するケアーは独創的と言えます。つまり、公立学校では到底できないであろうと思えるフリースクールに近い授業?を採用して不登校児ゼロを達成されたことは正に民間手法です。

彼女は広島県でやりたいこととして、「図書室改革」を挙げられました。来年から中高一貫校になる三次高校の図書室を生徒の協力を得て3日間で徹底的にやり替えられたそうです。古い本も沢山あったそうですが、必要ないものは廃棄し、生徒が読みたい本を揃えられたそうです。一番変わったのは、図書室が明るくなり居心地が良くなったことだそうです。

恐らく、「思い立ったが吉日」という性格だと思いますが、どこにも抵抗勢力はいますので、頑張って下さい。