介護保険制度

[ 2017年8月24日(木) ]

年々増大する介護保険料を何とか抑制する方法はないかと厚生労働省は知恵を絞る訳ですが、先月視察に行かせて頂いた、「きよぴー」なるボランティア団体は、厚生労働省の役人が勉強に行くべき団体だと思います。

地域包括ケアシステムという言葉も市民権を得て来ていますが、要は、「まちづくり」なんです。全てをお金で解決しようとした介護保険制度は、破たんしました。国がやっているので、破たんと書けば聞こえが悪いので、誤魔化しながら延命しているというのが実態です。結局、お金だけでは多様化する高齢化社会の課題解決は困難であると思います。

みんなで支え合うと口では言っていますが、介護保険制度は、地域力を削ぐ結果となった気がします。そこで、地域包括ケアシステムが登場したのですが、頼ることになれた地域の絆の再生はそんなに簡単にできるものではありません。そこで、「きよぴー」になるのですが、高齢者が高齢者を支える仕組みを編み出した集団です。

基本というか、掟というか、「無償ボランティア」です。自分たちでお金を集めて事業を展開して、高齢者の望むサービスを提供しています。当然、利用者は対価を支払いますが、施設維持管理費程度を上乗せした金額ですから非常に安価です。行政に頼る仕組みは政治家には都合がいいかも知れませんが、相当な対価を住民は負担する必要があることを認識する必要があります。

その気になれば何でもできるを実践されているのが、「きよぴー」です。