日本酒のお勉強

[ 2017年6月29日(木) ]

今日は、備北バイオの里づくり推進協議会総会が開催されました。私は来賓として出席したのですが、会長は木山市長で、三次市と庄原市の共同事業だということを今日、初めて知った次第です。ただ、事務局等は庄原市が受け持っています。

28年度の事業報告と決算の承認と、29年度の事業計画と予算の承認も、「異議なし」で可決されました。そして記念講演があったのですが、講師は、県立広島大学の谷本昌太教授で、演題は、「日本酒を科学する」という日本酒のお話しでした。私は純米酒しか飲まないのですが、お米からだけで醸造するのが純米酒です。

我々は甲奴の山岡酒造で「敷信村」を造って貰っているのですが、山岡社長が普段おっしゃっていることとほぼ同じお話しでしたので、復習的に聞かせていただきました。今日のお話で印象に残ったのは、少々作柄の悪いお米でも、杜氏の腕が良ければ美味しいお酒に仕上げるというものでした。どの程度まで大丈夫かは分かりませんが、良い酒米に越したことはありません。

ある方が、「冷、常温、熱燗、どれが体に優しいですか」と質問されたのですが、「体に入れば、37度になりますから、あまり関係ないでしょう」という回答には笑いました。また、「厳密な味の基準があるのですか」という質問には、「嗜好品ですから、それぞれです」という回答にも「ガッテン」でした。