裏は都議選

[ 2017年5月12日(金) ]

東京都の小池知事がオリンピックの各種会場となる近隣県の開催費用を負担することを表明されました。その金額、500億円ですからね、東京都はお金持ちです。組織委員会が負担するとか、ゴタゴタの末に決着です。

私は過去の経緯が良く理解できていないので、誤った記述があってはいけないので詳しいことは書きませんが、兎に角、東京都でオリンピックを開催することが第一目的だったことは間違いありません。そのために、国立競技場の予算案なんて、できてみないと分からないというほどの大ドンブリだった訳です。誰が責任者だったのでしょう。

しかし、2020年はもうそこまで来ています。昨日までのゴタゴタは、費用負担を表明しない東京都に業を煮やした近隣3県の首長が直談判に来たから、一気に政治判断へと傾きました。丸川なんてどうでもよい存在で、ピエロ扱いです。これでも東京でオリンピックが開催できるのですから、東京都の財力は凄いですよね。

こうまでしてオリンピックの開催にこだわった理由はなんでしょうか。大阪では万博を誘致しようと動きが始まっています。私が考えるに、インフラの再整備とそれによる経済波及効果。加えて、インバウンドにより観光立国となることなどでしょうか。しかし、インフラ等の維持管理問題などは棚上げみたいですし、またも、田舎は蚊帳の外です。