議員全員協議会

[ 2017年2月1日(水) ]

今日は午前10時より議員全員協議会が開会されました。協議事項は、平成29年度各会計予算案についてがメインでしたが、歳入では、歳入総額の40.2%を占める普通交付税が合併算定替の特例措置の段階的な縮減により昨年比約6.8億円の減額見込みです。

国からの仕送りに頼っている部分が多い庄原市の財政ですので、新規事業をドンドンという訳にはいきません。これまでの事業を継続したり、何とか拡充してやるというのが現状です。市税ですが、前年度対比0.8%、3,111万円増の37億9,501万円となっていますが、個人、法人市民税は▲1.1%、1,733万円減ですが、固定資産税19億893万円の2.5%アップです。

市債については、各種整備事業を実施するための財源などとして、50億88万円(前年度比18.1%、7億6,802万円増)を計上し、市債依存度は16.5%となります。内訳は、辺地・過疎対策事業債が27億7,160万円、合併特例債が10億5,930万円、臨時財政対策債が7億8,938万円となっています。道路や超高速通信網整備、学校整備などに使われます。

私が考える今回の歳出の目玉は、中小企業振興対策に9,891万円の予算がついたこと。観光交流の推進として観光推進体制の充実に5,829万円、観光プロモーションの強化に1,089万円など、総額で約1億2千万円と、かなりの本気度を示しています。提案していたインバウンドに対する取り組みも相当に拡充されましたので、再度、台湾に営業に行きましょう(自費で)。