全会一致でした

[ 2017年1月27日(金) ]

今日は午前9時から、庄原赤十字病院の中島院長を参考人としてお呼びし、日赤の小児医療体制の現状や産科再開の可能性についてお聞きしました。憶測でない、現場の最高責任者の言葉には説得力があり、議員も納得したみたいです。

中島院長も、議会に参考人として呼ばれるとは思われていなかったのではないでしょうか。しかし、産科再開の為にはどうしても小児科診療所を開設する必要があることを議員に伝える緊急性から委員会に来てくださったのです。いくら執行者が同じことを説明しても、「聞く耳持たず」的だったのですが、院長の英断には脱帽です。

参考人が退席された後に採決が行われたのですが、「全会一致」で可決となりました。ただ、付帯決議が提案されました。その内容は、「この補正予算の基に取組が始まる『小児科診療所・病児病後児保育施設整備』については、予算及び用地購入を必要最小限に止めること」。再度、付帯決議(案)が採決され、「全会一致」で可決されました。

臨時会最終日の30日に議場で補正予算の採決がありますが、当然ながら、「全会一致」となります。昨年末からの一連の騒動は何だったんでしょうか。首の皮一枚でつながっていた小児科診療所が動き出します。子育て支援施設はこれからの議論となりますが、より良いものにすべく、速度をもって丁寧に行いたいと考えます。