除雪に思う

[ 2017年1月17日(火) ]

例年、雪のシーズンは、「除雪」が話題になります。除雪作業は原則、業者委託となっていますが、建設業者が少なくなっている現実があります。そのため、機械を操作するペレーターも不足してきています。

国道や県道は優先的に除雪しなければ通勤や通学の人たちが困りますし、第一、物流が止まれば社会生活そのものが成立しなくなります。問題は、生活道と呼ばれる市道であったり、歩道や農道などの除雪です。また、高齢者だけの家庭では、玄関口の除雪もままならないのではないでしょうか。

今日は庄原赤十字病院に行ったのですが、町の中の道には雪がありました。つまり、雪の持って行き場がないので、圧雪となるのです。冒頭にも書きましたが、除雪の予算はあるけど、業者の絶対数が不足しているのです。除雪の機械にしても、業者は今は自前の機械を持たずリースですので、即対応とはならないとも聞いています。

かつて、自治会単位で市から除雪機を無償貸与されていたこともありますが、稼働しているのだろうか?恐らく、高齢化により動かせる人がいなくて倉庫に置いてあるのではないでしょうか。更に、滅多と使わない機械だけに手入れを怠ると動かなくなりますから、タダの鉄の塊と化します。一寸、実態を調べてみる必要がありますね。