神社の例大祭

[ 2016年11月20日(日) ]

今日は地域にある「王子神社」の例大祭が行われた。氏子は15軒ほどの小さな神社だが、久しぶりにお酒を酌み交わしながら、地域の将来について語り合った。

その昔は、神輿もでていたのだが、今はそんなことはできない。我々の神社は集会所としても使っており、毎月、定額の維持費を徴収しているので、屋根瓦をふき替えたりしており当分の間は問題ないと思える。問題は、本殿であり、雨漏りが見つかった。屋根をやり替えるとなると300万円程度かかるそうで、15軒の氏子には厳しい。

本殿の改修についてはかなり前より話題にしていたので、改修の方向で進んでいるが、その際、思い切って建物の周りに排水溝などの雨水対策を施すべきとの意見も出された。これは、「自分たちの代でできることはしておきたい」という気持ちの表れであろう。子や孫の代のことは分からないというのが本音かも知れません。

五穀豊穣を祝う秋の例大祭でありながら、農業のことが話題に上ることはありませんでした。大仙さんという牛馬の神さんも祀ってありますが、今では牛を飼っている家は僅か一軒となりました。荒神さんという竈(かまど)の神さんと恵比寿さんも祀ってあります。まあ、その昔から盛りだくさんのお願いことを神さんにしていたのでしょうね。