台湾の報告

[ 2016年11月10日(木) ]

台北市内で行われた「台北国際旅展」に行ってきました。11月4日から7日までの4日間開催されたのですが、私達は6日と7日の2日間会場で各旅行会社に営業をかけ、8日と9日は反応の良かった旅行社を巡りました。(4日間で、約32万人が参加)

今回の台湾行は、私の一般質問により実現できたものです。インバウンドで、台湾の人を呼び込もうと提案しただけでは何も変わりませんので、極端な話、世界から旅行社が集まってくる旅行展に出かけて、庄原市を売り込もうと考えたのです。大小合わせて300社以上の旅行社がブースを構えていたのですが、壮観というか、会場で迷子になる始末です。

今回、山陰・山陽として、広島、岡山、鳥取、島根、山口の5県でブースを構え、「山陰・山陽」という統一パンフレットを中心に宣伝活動を行いました。その中に、庄原市のパンフレットも潜り込ましてもらった次第です。中には、単独の市で出店しているところもありましたが、DMOの考え方からすると、「山陰・山陽」連合軍は大正解だと思います。

広島県の台湾担当の力添えによって、数社と商談が成立することになりそうです。道の駅に立ち寄ったり、お昼を提供したり、宿泊も考えて頂ける様です。今回の営業で強く感じたことは、相手が何を求めているかということを聞き出す努力が大切だということです。こちらの思い込みで一方的な提案をするのではなく、双方が意見を出し合って合意するということです。