政務活動費

[ 2016年10月28日(金) ]

昨日の読売新聞に片山善博さんが、「政務活動費 廃止も選択肢」という記事を論点に書いておられました。書かれていることは至極当たり前のことですが、議員のモラルだけでは語れないという点が、非常に残念でなりません。

私は片山さんに聞いてみたいのだが、「政務活動費は廃止、あるいはごくわずかの金額にとどめてはどうかと考える」と書かれているが、氏の考えられるごくわずかとはどの程度なのか、また、使途を限るとすれば、どうなのか。庄原市議会で政務活動費を導入する際、相当な時間を費やして特別委員会で議論し、グレーゾーンは全て支出不可としたつもりです。

「つもり」という表現ですが、これがモラルなんです。出来るだけ明文化した「つもり」ですが、議員の解釈は「独特」なものがあったりすることがあり、議会事務局、議長がチェックして、「支出はできません」ということもあります。融通が利かないといえばいえばそうですが、融通を利かせすぎて不正が横行しているのです。

それと、政務活動費は補助金ですから、費用対効果の検証が必要です。私たちの会派では、年に1回ではありますが、会派活動報告会を市内各地で開催していますし、活動報告書をできるだけ手配りで配布もしています。会派としての政策提言も思いつきでない連続性のあるものを一般質問等で行っており、採用された提言も多くあります。

再度、庄原市の政務活動費の状況を貼り付けておきますので、ご覧ください。